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SPECIAL
INTERVIEW

小平 美緒​

デジタルマーケティングカンパニー
執行役員

大学卒業後、飲食店勤務を経て、飲食関連企業やIT企業で事務職に従事。2017年バレットグループ入社。新潟拠点立ち上げに尽力し、多様な雇用形態のチームマネジメントで実績を積む。「ベストオブバレットマインド」8回受賞など、受賞歴多数。2025年1月、入社9年目で執行役員に抜擢。現在はプロジェクト推進部で15名のチームを統括し、女性のライフイベントと両立できる組織づくりに取り組む。

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"居酒屋でフリーター"からキャリアをスタート
スピード感と社風に惹かれ
バレットグループに入社

バレットグループに入社する前のキャリアについて教えてください。

私は大学卒業後、特にやりたいことが見つからず、1年ほど居酒屋でフリーターをしていました。その後、飲食関連企業やIT企業で数年、事務職を経験。IT企業には正社員で就職したものの、実際に勤務していたのは出向先でした。そこでは、仕事を頑張っても評価される基準が不明確で、だんだんとストレスを感じるように……。環境を変えようと転職活動をしていたときに出会ったのが、バレットグループでした。

バレットグループへの入社を決めた理由は何だったのでしょうか?

最初は、「都内で事務職ができればいい」というシンプルな条件で仕事を探していました。ただバレットの面接を受けてみると、意思決定のスピード感や取り組みの新しさ、いわゆる「ベンチャー感」に魅力を感じるようになりました。他にも、最終面接はそれまで経験の無い「ランチ面接」だったことや、オフィスの様子もお会いする人も活気にあふれた雰囲気であることが 印象的でした。何より驚いたのは、最終面接の1〜2分後には内定の連絡があったこと。そして「今日、会社の忘年会があるから来ない?」と、いきなり飲み会に参加する展開になったことです(笑)。

でも、そのスピード感にワクワクしましたし、ここについていくことができれば、自分も成長できるかも知れない!と思えました。実は私、それまで自分のことを「社会不適合者」だと思っていたんです。就活もせずフリーターになり転職を繰り返していたので「自分は何者にもなれていない」と感じていて。期待を胸に入社したのが、2017年1月。26歳のことです。

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業界未経験から執行役員へ
度重なる逆境に向き合い、
真摯に挑み続けた8年

バレットグループでのキャリアパスを詳しく教えてください。

まず、入社時は自社運用広告チームをサポートする業務を担当していました。広告業界は初めてでしたが、新人にもウェルカムな雰囲気でしたし、明るい人が多かったので楽しく仕事できました。当時はまだルールやマニュアルが未整備だったので、会社の体制に合わせた方法を提案し、作り上げていく過程も面白かったですね。その後、サポート業務が事業部として独立することになり異動。広告システム「SLVRbullet(シルバーバレット)」のオペレーション業務をメインで担当するようになりました。そして2019年、大きな組織変革があり、東京で実施していたサポート業務の一部を新潟の拠点にアロケーションすることに。その責任者を任されることになり、役職もリーダーに昇格しました。

ただ、これがとても大変で……。新潟にはまだメンバーがいなかったので、初めての採用活動も経験しましたが、東京と地方では求職者のニーズも違い、採用の難しさを痛感しました。紹介予定派遣を活用しながら、何とか3〜4名を採用し、徐々にチームを形成していきました。

そして2020年の4月、組織の規模が大きくなったことによりサポート部門を2分割することに。その一つ、SLVRbulletを管轄する部署のマネージャーに任命されました。ただ、コロナ禍によって新潟拠点に出向くことができなくなり、教育や組織づくりの課題に直面します。これはもう、真摯に現場の声を聞いて、丁寧に解決していくしかありませんでした。この間の数年は、とにかく工夫し、苦労した記憶しかありません。ただ、裁量は持たせてもらえたので、やりがいも大きかったですね。

そして2021年6月には、SLVRbullet推進部のゼネラルマネジャー(部長)に就任。部長になってからは特に、バレットグループのマインドや行動指針をしっかり自分の中に落とし込んで、何かを判断するときや行動するときに、それを体現できるよう意識しました。

小平さんはこの間、バレットグループの「ベストオブバレットマインド」を8回も受賞されているそうですね。
グループの理念を体現していることも、このようなキャリアパスの背景にありそうです。

「ベストオブバレットマインド」とは、360度評価の点数によって評価される賞で、当社のミッションステートメントに基づいた10の項目、例えばスピード感を持って対応できるか、逆境を楽しめるかなどの項目に対し、業務上関わりのある5人のメンバーから評価してもらいます。その点数が1位になった人が、表彰される仕組みです。カンパニーごと、役職ごとに1名選出されるので、半期に6〜7名選ばれます。8回も表彰いただいたのはありがたいですし、ミッションステートメントを体現できていたとしたら嬉しいですね。 また、MVSという賞も6回ほど受賞しています。これは、成果の見えやすい営業部門だけでなくサポート部門やエンジニアも対象とした表彰制度。目標達成率などの評価をスコア化し、職種ごとに得点の高いメンバーが選出されます。
この制度は入社した頃には無く、私は「サポート部門が表立って評価されることは、あまりないだろう」という固定概念を持っていました。しかし、MVSだけでなく、MVPやMVE など、ノンプロフィット部門も表彰される制度が次々と誕生。実際に、私も複数回受賞させてもらえたことが、大きなモチベーションと自信につながりました。 バレットグループには「頑張れば評価される」という風土があります。誰もが公平に評価され、認められるという環境は、社員のやる気を引き出し、組織全体の成長にもつながっていると感じています。

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女性のライフイベントに寄り添う組織づくり
メンバーの成長と定着が最大のやりがい

現在のお仕事内容について教えてください。

2025年1月に、女性最年少で執行役員に任命されました。現在は、デジタルマーケティングカンパニー プロジェクト推進部のゼネラルマネジャー兼執行役員として、当社が取り扱う広告システム全般のサポート部門を統括しています。

メンバーは15名ほどいますが、大半は新潟に在籍しており、その雇用形態は正社員、派遣社員、アルバイトなどさまざま。また、全員が女性かつ20代後半から30代前半のメンバーが多いため、結婚や出産などのライフイベントに対応しながらチーム運営をしています。やはり定期的にメンバーの入れ替えもあるので、そのインパクトをいかに抑えるかを常に考えていますね。あと、産休育休を取ったメンバーが気持ち良く戻って来られるような雰囲気づくりも欠かせません。

今の最大のミッションは、メンバー一人ひとりの状況を把握しながら、みんながうまくモチベーションを維持し続けられる環境を整えること。ただ、先ほどもお話したように雇用形態がバラバラであり、新潟拠点は常に直接目を配ることができないという現状もあります。

そのため、いま新潟独自で「ピアボーナス」という制度を取り入れようと考えています。これは、誰かの行動に対してシステム上で「ありがとう」を贈ることのできる仕組み。感謝を通じてメンバー間がコミュニケーションを取りやすくするだけでなく、互いの頑張りを認め合える風土を作りたいと思っています。まだ構想中ではありますが、近く実現したいなと思っているところです。

小平さんが仕事の「やりがい」を感じるのは、どんな時でしょうか?

やはり、採用から育成まで携わったメンバーの成長が見えたときですね。もちろん、留学や夢を追いかけるために転職する、などのケースもありますが、彼女たちが会社を離れる際に「このチームで働けて良かった!」と言ってもらえたときは、何より嬉しいです。

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バレットグループには、自ら手を挙げた人に任せる文化があります。だから、言われたことだけをやるのではなく、主体性を持って課題解決や目標に向かって行動できる人にとっては、楽しい会社だと思います。また、一人ひとりの目標達成へのプロセスを周囲がしっかり見て、評価してもらえる風土もあります。 私自身恥ずかしながら明確な目標を持って入社したわけではありません。でも「自分を変えたい」という思いはあって、それがバレットグループのチャレンジングな社風とマッチしました。変化を求めている人は、当社でチャレンジすることで新たな自分を発見できる可能性があるのではないか、と思います。また、働き方の柔軟性も大切にしていて、ライフイベントに左右される女性でも、一緒に並走できる社風があります。主体性を持って仕事に取り組みたい人、女性でもキャリアを諦めたくない人、そういった向上心を持つみなさんと、ぜひ一緒に働きたいと思っています。

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